今週のジャンプ(19年4・5合併号)もやっぱりアクタージュでした
おはようございます、今回のジャンプは土曜日発売だったことを知らないぐらいのゆるいジャンプ読者、田中聖斗です。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今週号のジャンプは、合併号です。
新連載はないものの、クリスマス時期の合併号ということで、1ページから2ページのショートストーリがたくさん入っていました(ちなみに『HUNTER&HUNTER』と『ワールドトリガー』は当然のごとく入っていません)。
さて本編。
(以下ネタバレ有り)
今週も引き続き『アクタージュ』の明神阿良也(みょうじんあらや)のターン。あまりにも強烈です。
こんなに目立って大丈夫か!?
劇では主人公だからいいっちゃいいんだろうけど、本来の主人公、一言も発していない夜凪のターンは次号から?
なんでこんな時に合併号!!
ちょっと順位が安定してきた、『ジモトがジャパン』は、なんとか打ち切り全2巻コースは免れそうですね。よかったです。
今回はまさかの前回の続きで、クリスマスネタ。
サンタになったジャパンとトキオが、同級生の家に忍び込み、地元グッズを置いていくという、この作品でしかありえない超展開。
にしても、中学生なのに県外出身者多くね?
と思ったりもしますが、この作品のいい所は、キャラが生き生きしてていいですよね。それを考えると、地元愛に溢れたキャラをどんどん見たい気もしてきます。
さてプレゼントを配りまくったジャパンたち。
ヒデのまさかの展開は置いとくとして、今回は山形県出身 トキオ がいいところを見せましたよ。
山形という田舎を嫌っていたトキオが、地元を愛することしか考えていないジャパンに出会い、ジャパンのために、努力して「都道府拳」を使う・・・ジャンプの3大テーマである、「努力・友情・勝利」をしっかり入れてきました(そういう点で行くと、もう打ち切りが見えそうな作品もあります)。
この作者、マスラオの造形(モデルは『魁!!男塾』の江田島平八)からして、相当なジャンプファンと見ますが、今回は特にジャンプっぽい内容で、読後感がいいですね。
頑張ってほしいものです。
今号は、久しぶりに秋本治登場。
『こち亀』と『ブラックティガー』コラボショート。
あと、『ボルト』もありました。
いつもやたら白いなぁと思っていたのですが、改めて見ると、ほぼほぼスクリーントーン使っていないからですね。
今回は、敵の「変形」シーン2箇所しか使われていませんでした。
そういえば、以前伏線を立てていた、『僕たちは勉強ができない』の、主人公 成幸の隠してるけど本心である「夢」が少しずつエピソードに入れられてきましたね。そのせいか、今後も桐須先生との絡みも増えそうです。
最後に、週刊誌らしく「次が気になる」といえば、『僕のヒーローアカデミア』ですね。
オール・フォー・ワンのおそらく悪だくみで、主人公 出久の個性、「ワン・フォー・オール」が暴走。
すぐゲロを吐くせいか、はたまた他のキャラより色気がないせいか、まったくもって影の薄いヒロイン 麗日お茶子に、やっと光が当たりそうです。
でも、心操くんの出番のために変なルール(A組にもB組にも参加する)にしてるので、結局、心操くんにオイシイところを持っていかれるお茶子で終わりそうな気がします。
でも、それがお茶子。
でも、気になります。
頑張れお茶子!