今週のジャンプは良い人ばかりでした

おはようございます、花粉ピークがやってきましたが、耳鼻科で「頓服薬もいりますか?」と言われて、「いや、まだあります」と言ったけど家に帰ったら一錠しか残っていないことに気づいた、損得計算が出来ない田中聖斗です。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

最近はマンガの話ばかりで心苦しいので、マンガの話は4月から別のブログに格納することにしました。来月からよろしくお願いいたします。

さて、今週号のジャンプは、新井浩文容疑者逮捕のあおりを受けたせいか急展開になった『ブラッククローバー』でした。

 

いきなり、『デスノート』かよ!みたいな悪魔キャラが出てきたり、主人公 アスタの魔剣の由来も解明されていきそうな感じだったので、これも既定路線だったのかもしれませんが、圧倒的強さを見せていた敵の首領 リヒトが、悪魔(デスノートくん)に速攻でやられる衝撃展開。

 

それいいの?

 

いや、それよりも何よりも、もっと「いいの?」ってのは、まさかのコラボですよ。

女子に大人気のおそ松さんとのコラボ!

 

違和感しかない!

 

こうやってパーカー姿になると、『ブラクロ』の主人公 アスタが異様にガキっぽく見えるのはなんでしょうね?

そこが「二次元にしか存在し得ないファッション(髪型)」のせいでしょうか?

・・・とそんなことを思ってページをめくったら、

アオハルかよ!

入学シーズンに合わせての、まさかの学園モノ風の表紙。本編のシリアスな感じとは打って変わって平和的です。

しかもよく見ると団長=先生、団員=生徒ってちゃんとなっているし、なぜかわからないけど、ブレザーと学ランの共演。おそらくキャラごとに似合う服と考えたら、真面目=ブレザー、輩=学ランとなったのでしょう(一番右のマグナなんか、もろ「輩」と描いたTシャツです)。

女子(ノエル)のセーラー服は、「どっちもミニスカート姿が見たいだろ?」と、ブレザーのミモザと共に春の風でスカートがふわりとたなびかせながらサービスショットを展開し、でもその中央の「碧の野薔薇」の団長ローズレイ(先生)の横のソル(セーラー服)が、下品になりすぎないようにスパッツでタイトに締めて、かつ、「こういうのも好きなヤツいるだろ?」くらいに、色んなジャンルの女の子の制服姿を描いています。

さすがに人気作家は、いろんな読者の心をつかむのが上手ですね。

少年誌は魅力的な女性キャラが欠かせないのです。
そう考えると、『ドラゴンボールZ』とか『ヒカルの碁』みたいな女性キャラがさほど活躍しないものもあるけど、どちらかというと例外で、早々に打ち切りされるマンガは往々にしてヒロインのパンチが弱いってのはあるかもしれません。『ワンピース』ならナミ、『ドラゴンボール』なら初期の頃は色々カッ飛んでいたブルマやランチ・・・などなど。

画力があって設定も悪くないのに打ち切りされるマンガは、こういう、いわゆる「サービス精神」を磨かないといけないのかもしれません(『ネオレイション』と『獄丁ヒグマ』はヤバそうです)。世の中難しいもんです。でもそれが、商業誌、少年誌の宿命かもしれません。ちょうど、NHK大河『いだてん』の視聴率が悪い、みたいな感じでしょうか?(見てないけど) 数字を作るのは、役者や物語の品質じゃなくて、親近感とか「お約束」そういったものも大きいですから・・・。

表現者としてはそこをどう折り合いを付けていけるかが、商業的な成功を収められるかそうでないかに分かれていくのかもしれません。宮藤官九郎だからそこはわかっていると思うので、外野の意見に惑わされずやってくれると思いますが。

 

本題に戻って、個人的には、「主人公どこだ?」って探してしまうくらい小さく描かれたアスタ周りの描き方がすごく好きですが・・・

ヤミ団長、木刀はダメでしょ!!(竹刀ならまだしも)

真ん中の銅像がおそらくストーリーの鍵を握る人物なのでしょうが、それよりも何よりも、上で飛んでるメオレオナ団長などの三兄弟、まさかの三角定規のジャック団長もいい味出していますが、この、ヤバい人たち(一応先生役なんだけど)を奥に追いやることで、うまく「さわやかな青春の1ページ」をうまく表現できていていいですよね。他にもラックが学ランの下にパーカー着てるとか、ユノは優等生キャラらしく何もしてないとか、それぞれの個性がギュッとつまった、気合い入った扉絵です。

相当大変な気もしますが・・・結局、大衆に媚びなきゃいけない部分を、こういった形で「昇華」しているのかもしれません。これがプロなんでしょう。「開き直って楽しんでやるぜ!」っていう気持ちが大事です。あれですよ、『燃えよペン』シリーズの炎尾燃ですね(炎尾は楽しんでなかった気もするが)。

 

(以下ネタバレ)

ストーリーの方は、第三の敵である悪魔、デスノートくん(勝手に命名)の圧倒的な力と、衝撃の黒幕展開に心も体もやられる白夜の魔眼の当主リヒト。

そして、その延長線上で攻撃される主人公アスタたち。

しかしそこは、見開きでドーンと対抗します。

なにげにライア死んでなくね?

さて、来週以降、デスノートくんはどうなるのか?

リヒトは仲間になっちゃうのか?

ライアは死なないのか?

扉絵の銅像は誰なのか?

 

とりあえずユノは悪の手に落ちず、今後も、なんか、『黒崎くんの言いなりなんてならない』みたいに、黒白コンビでこれからやってくぜ!という感じでしょうか?

[wpap service=”with” type=”detail” id=”4063419266″ title=”黒崎くんの言いなりになんてならない(1) (講談社コミックス別冊フレンド)”]

 

黒白といえば、先週号の新連載『神緒ゆいは髪を結い』は、髪の毛を鎖で結ばない/結ぶという設定で、黒白コンビを一人二役でやります。

・・・やはりネタマンガ化かもしれません。

作者の前作『ぬらりひょんの孫』を読んでないのでなんともわかりませんが、こんな作風だったかなぁ? とりあえず今後もネタ的展開、待っています。

絵がちょっと少女漫画的過ぎないか?という気もしますが、それはそれで新鮮(人気が出るかは不明)

 

さて、ようやくと言えば『火ノ丸相撲』。

いよいよ、咬ませ犬の伏線を張り続けていた、とにかく勝つためなら手段を選ばない「無道」の道に進んだ大包平(おおかねひら)こと加納との勝負が始まるという展開・・・の前にまさかの、大学エピソードをサラッと紹介するのがこの作品のスピード感。普通ならエピソードだけで何ページも稼ぐのに、そういったことがないスピード感が、相撲マンガらしい(?)。

婚約者であるレイナに大包平のことを「良い人」と聞いた主人公 鬼丸。

そのせいもあって、トイレで一緒になった時につい「良い人ですな!」と言って大包平の逆鱗に触れる鬼丸。

それを個室で聞いていた同級生、三日月こと沙田にたしなめられます。

とにかく人間、「殺意」って湧くもんだぜ!

と軽いキャラ三日月(沙田)に実演される鬼丸。鬼丸はいいヤツですがただの相撲バカなので、「良い人」と言われて怒る大包平の気持ちがわかりません。

だから、チャラ男こと三日月が、それを身をもって教えてくれたわけですが、まさかそれが・・・

お前の中の鬼(殺気)を飼い慣らせ!

となるとは・・・まさか、これまでの大包平をさんざん引っ張ってきた伏線は、この、鬼丸の中の「鬼」を使わないと上にも行けないんだよ、ということを描きたかったからなのか? なるほど。

『ブラクロ』が剣と魔法だけじゃなく、かわいい女の子たちが登場することで人気を博しているように、相撲で上に立ちたかったら、何が何でも勝ちたいという気持ちそのものも利用して、上を目指せよ!と、そういうことですな??

しかし、この、「殺意」みたいな表現がNHKでアニメ化にならなかった理由か? とも思います。いや、しょうがねえよ、主人公の四股名(しこな)が「鬼丸」なんだもん。

 

 

「良い人」と言えば今週のアクタージュ。

今週は星アキラの登場です。どうなんでしょう、マンガの中のように女性から人気があるのでしょうか?星くん。気になります。でもいいヤツです。

自分の母親に夜凪が、『火ノ丸相撲』じゃないけど「あなた役者の無道に落ちるかもしれないわ」的なことを言われたことを気にした星くん。連絡が取れずに心配になったので、高級車で高校に乗り付けるという、マスクで顔隠しても無駄じゃね?という登場の仕方をした上で、校内で私服で話しかけるうかつなところは星くんらしくて好きです(リアルじゃないかもだけど)。

さすがに夜凪も成長しているので、「テメエ、この野郎、なにのこのこ来てんだよ!」と映画部の部室に強制連行します。

第一話からの知り合いと言うことで、夜凪が素の反応を見せて色んなかわいい顔を見せます(バリエーション増えたなぁ)。

そんな夜凪の良さを引き出すなんて、さすが星くん。そして、夜凪の成長っぷりにカンゲキする僕らの星くん。良い人や・・・・相撲じゃなかったら(いや演劇でも)、良い人は一番になれないけど、君はそのままでいいよ!(夜凪が引き立つから)

ホラー映画の世界に入り込んだ演技を炸裂させて、周囲を恐怖のどん底にたたき込んで人払いをするという、通常じゃちょっとあり得ない展開ですが、演劇をマンガ的に上手く表現していてます(最初も野犬に咬まれる設定でやってたけど、さらにそれが上手く描いてある! 作者も夜凪と共に急成長しています!)。

もちろんそれだけじゃなく、夜凪の演技を見たことがない映画部の人たちに夜凪のスゴさを見せつけ、また、役の中に入り込みすぎていないんだよと、僕らの星くんを安心させるシーンにつなげる役割でもありました。

僕らの星くんはなんだかんだいって、夜凪の引き立て役です。

前回の舞台編でも、舞台の上で台詞が飛んでしまって、役に入り込みすぎたせいで自然なアドリブをした夜凪に救われたりしていましたが、ただの「ダセえ奴」に終わってないのは、単なる良い人だけでなく、本人も成長している姿を描いているから。だからこそ、夜凪の成長も地味ではありますがキチンと表現が出来ます。これを、星くんをどんどんダメダメにしていくと、少年誌的かもしれませんが、大人が読むマンガにはなり得ません。そういう意味で、星くんの役割は重要です。頑張れ星くん(作中では星くんの方が有名なんだけど)。

にしても、夜凪がどんどんかわいくなっていきますね。

あれですかね、『プレイボーイ』でグラビア撮影したから?(違う)

映画化してほしい、いや、中途半端にしてほしくない。

そもそも、夜凪を演じるって役者として相当なプレッシャーだしね! 女子高生役でここまで演技できる人を用意しないといけないし! それこそ、演じきれなくて無道に落ちるかもね!

でも、その内しそうな気がするけどなぁ・・・・アニメ化の方が早いか?

 

そういやアニメ化と言えば、僕らの『ジモトがジャパン』。

アニメ化するのに最近本紙の後ろの方で大丈夫かという気もするけれども、今回は衝撃発表。

益荒男(マスラオ)の声が玄田哲章!?

玄田哲章(げんだてっしょう)

  • アニメなら、『シティーハンター』の海坊主、『幽☆遊☆白書』の戸愚呂(弟)、『クレヨンしんちゃん』のアクション仮面など、やたら渋くて太い声を出すキャラがいたら、それは間違いなく玄田哲章である!
  • かなり芸歴が長いので『ドカベン』で「や~まだ~!」と言っている岩鬼正美役をやっていたり、『Dr.スランプアラレちゃん』のスッパマンもやっていたりするぞ!
  • 逆に上記に慣れていると、『くまのプーさん』のティガーとか聴くとビックリするぞ!
  • でも、映画『トランスフォーマー』の主人公、オプティマス・プライム(コンボイ)がメジャーかもしれん!
  • アーノルド・シュワルツェネッガーやシルベスター・スタローンのアテ役としても有名で、シュワちゃんから「永久専属」指名されているぞ!
  • ゲームなら『戦国BASARA』の武田信玄だ!

ゴツい顔した渋オヤジをやらせるなら、玄田哲章だ!・・・ということで益荒男も選ばれたんだろうが、主人公が高山みなみ(コナンの声)といい、豪華すぎない?

・・・・さすがジャンプなのか、なんなのか。

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B07GH143NZ” title=”CITY HUNTER Blu-ray Disc BOX(完全生産限定版)”][wpap service=”with” type=”detail” id=”B073HT8R6W” title=”トランスフォーマー(吹替版)”]

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