今週のジャンプはインパクト勝負でした

こんにちは、最近のブログがジャンプばかりになって、ジャンプの回し者になってる感のある田中聖斗です。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

今週のジャンプは、小学館漫画賞(少年部門)に輝いた、連載二周年の『Dr.STONE』が表紙でした。

まぁ、面白いですからね。当然でしょう。

原作者の稲垣理一郎は、いきなり出てきた人気アメフト漫画『アイシールド21』の作者ですし、今回の作画は前作よりもかなりウメェエエエBochiさんで、テーマに合致しているし、中々終わりそうもないことから、今後の行方も楽しみです。今週は、まさかの「他にも人類がいる!?」という展開で終わりました。

なんか、『サバイバル』みたいになってきました。

[wpap service=”with” type=”detail” id=”4088733703″ title=”アイシールド21 1 (ジャンプコミックス)”]

 

(以下ネタバレ)

さて、今週号の見所は、『火ノ丸相撲』ですね!

もう、凄いですよ!

無様なやられ方をした、一人横綱刃皇が、自宅の高級マンションでラフな格好で待つ元クラブ嬢の妻とのシーンから入ります。

、少年誌だよね、ジャンプだよね、火ノ丸相撲だよね!?

 

いや、前は(なんもなかったけど)ラブホテルとかにも入ったし、一応大人だから、ままままままさかの展開!?

・・・と思いきや

まさかのズボッ!!

 

インパクト凄いですねぇ、圧倒的ですねぇ、キャラ立ちが凄い。

 

誰もが恐れる横綱刃皇の、人間としての弱さと、正直さ、心の中を打ち明けられるのが妻だけという孤独・・・際立っています。

 

にしても、ズボッ!!・・・服の中に頭を突っ込んだりはしませんが、この状態で甘えるのって私も好きですね。

男が女の胸で甘える時は、基本、スケベ心からしていますが、お腹は真剣な悩みですので、女性陣はこういうことをされたら「この人、自分に本気なんだな」と思っても大丈夫だと思います。

・・・なんの話?

 

そうそう、奥さんの「特別な場所なんでしょ」という言葉が気がかりですね。

これはひょっとして、刃皇が無意味に「負けたら引退する」と言っているわけではない伏線かもしれませんね。実は病気で、勝っても負けても引退するつもりとか? それともモンゴルに帰らなければならない何かがあるのか? だからこそ、若い世代に何かを伝えようとしているのか?

あと、一体いつまで推すんだ大包平(章平)をよ! という展開ですが、どうも、「横綱としての姿」を追い求める火ノ丸と違って、とにかく「勝つ」ことに囚われて、壊し屋になっていく役割を与えて、火ノ丸が、故障した腕を再び壊されそうになる時に、火ノ丸が!・・・という展開になっていくための伏線ですかね。

同一人物とは思えない二重人格感が怖すぎです。

 

 

さて、センターカラーは『鬼滅の刃』でした。

いきなり、柱を引退した宇髄さんと、死んだはずの煉獄杏寿郎が生き返った話? 精神世界の話?

と驚きましたが、杏寿郎の父でした。実に紛らわしいくらい似てる親子です。いきなり登場していました。

前フリなさ過ぎて何度も見返したわ!!

これは確実に死亡フラグですが、アニメ化始まるのに、本誌はこの最終決戦でホントに終わるの!?・・・と心配になる回です。

 

本編は、主人公 炭治郎が、その杏寿郎を倒した上弦の鬼、猗窩座(あかざ)と対峙します。炭治郎が手に持つ刀は、杏寿郎の父から託された杏寿郎の日輪刀についていた鍔(つば)がついています(ややこしい)。

やりましたよ、炭治郎が!

もう、水の呼吸の使い手であることを忘れたような見事な技。

でも、それゆえに、相手を本気にさせちゃいます。

次回から、柱を殺した猗窩座の本気が炸裂します。

でも、水の呼吸の先輩である冨岡義勇さんがいるから、なんかあるだろうよ、きっと。しかしカラーで見ると凄い色してるよね(ジャンプ+アプリだとカラー版が読めます)。

 

その、ジャンプ+のカラー枠を(バトル展開ばっかりだからか)奪われた『ゆらぎ荘の幽奈さん』は、夢の中で主人公コガラシのプロポーズを受けるまでになった、当初のヒロインのはずだった千紗希。夢から覚めないといけないのに、覚めたくない中で、夢が今とつながっている未来だという事実から、自分の輝ける未来をつぶしてまで、コガラシや皆のために夢をあきらめます。

 

だからこそ悲しくて、切ない・・・でも、次号も千紗希にフォーカスが当たるみたいだから、ちょっと応援したいですね! いいことあるよ、きっと!

 

次号に期待と言えば、推しの『アクタージュ』は、頭のおかしいプロデューサー役が登場して、週刊誌で「不幸」をアピールすりゃめっちゃ売れるぜとしっちゃかめっちゃかにしようかという展開。

しかし、主人公、僕らの夜凪景(いつから僕らのになった?)は、普通じゃない脳みそをしてるので、リアクションもヘンです。

字が汚い!

連載当初は明らかに不幸顔だったのに、描く線が太くなったせいか、役者として充実しているからか、幸せな顔で幸せアピールする夜凪。

それで万事収まるかと思いきや、次回は、なんと、えええ!?

普通に戻んの!?

つか、

戻れんの!?

 

舞台とかだと高校生は目立たないか?

 

普通じゃない夜凪が、普通の高校生活を送るのか、乞うご期待。

 

 

打ち切りの危険水域まで来ている『ネオレイション』は、全然盛り上がらないですね。悪党を描くのってホントに難しいなと思います。

インパクトのある絵なのにパンチがないし、リアルな絵につまらないギャグはとても寒いし・・・・なんだろう、どうしたらテコ入れが出来るのかという展開すぎて、こんな盛り上がりに欠けるバトルのまま打ち切られないかとヒヤヒヤしています。

リアル路線に行くなら、車の「横滑り防止」をいきなり車の知識がない主人公が解除できるのも、「主人公がスゲーから」で終わらせずに、どういう機能がどう働いてそうなっているのか、マンガ的に見せるか、解説がもっとあるといいのに、それがないのが失敗ですね。スゴさがまったく伝わらない

強敵にボロ負けした割に、相変わらず「主人公がスゲー」になってて成長が描けないのは、ジャンプ漫画としては致命的で、読者は見ててつまらないのでは??

それは次号でちゃんとクリアしているのか? はたして。

 

打ち切りかどうかはまだまだわからない、『ダビデ』くん。

ついにテコ入れですかね、お色気路線入りました。

 

絵が上手いだけに、お色気路線もいけると思いますが、逆に、芸術に無理に絡めるのが苦しいのでは?という気もします。芸術になったらお色気も台無しだし・・・(おはだけしたはずなのになぜか着衣しているし)

むしろ、芸術ヌードをダビデくんの鼻血の噴出で隠すような演出をした方が、読者は気になってみるのではないのかなぁ?

お色気路線が吉と出るか凶と出るか、それとも何も変わらないのか、次号に期待です。

 

 

そういえば最後の作者コメントページで、気になる一文が・・・

強制性交がらみで話題になった新井浩文容疑者が、「大ファンで、キャラを作ってください」と言ってきたのに対して、敵側のNO.2で超重要キャラの、その名も「ライア」(新井のアナグラム)。顔も、何ならアニメ版の声優でも本人が務めているのに、テレビでは誰も取り上げてくれない、原作者の田畠さんが一番困っているであろうことに、みんなで配慮して、爪切りをくれたんですよ!(←だいぶ深読み)

アニメ ブラッククローバー@テレビ東京

でも、どうなるんでしょうねぇ、ライア。

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