今週のジャンプは見開きで見るべきでした

おはようございます、最近『アクタージュ』が色んな所で紹介されて嬉しいやら淋しいやらの田中聖斗です。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

今週のジャンプは祝日の絡みか、月曜じゃなくて金曜発売でした。

表紙はラブコメのコラボでしたが、本編は特にバレンタインは関係ないものの、特別編で、『早乙女姉妹は漫画のためなら!?』がまた本誌に登場し、今度は『ゆらぎ荘の幽奈さん』とコラボっていました。やたら早乙女姉妹推すな!?

 

(以下ネタバレあり)

今週は「これ!」といったものが・・・あまり・・・なく・・・なんと・・・いうか・・・盛り上がりに欠けるというか。

『アクタージュ』も、先週号が舞台編のハイライトだったので、今回はどちらかというと、新しい展開への「布石」みたいな回ですね。やっと、主人公 夜凪景に再びスポットが当たるというか。

今回は雑誌かiPad Pro12.9インチモデルで見開きで見たかったので見開きで紹介します。

映画に出演したとはいえ、脇役だった夜凪が、最も注目される若手俳優(阿良也)と共にダブル主演を務めた舞台が、観客の想像以上の出来で終わったのです。

これまでの展開では、ほとんど阿良也のスゴさと、演出家 巌との関係ばかりが目立っていましたが、舞台が終わってしまえば、彼らが凄いのは、ある種「当たり前」。舞台では取り乱した阿良也も、舞台が終わってしまえば、「役から抜けきっていない」夜凪のスイッチをムリヤリ切ったりと手慣れた感じになっています。

だからこそ次は、ほぼほぼ無名の夜凪にスポットが当たっていく、という上手い切り替えの回です。作者は凄いストーリー展開が上手いですよねぇ(舞台の途中で訃報が流れるの早すぎだろという気もしますけど置いておきます)

絵の方も、夜凪がロングヘアじゃなくなったせいか、頭が大きかったものが、小さい頭になっていて、細かいところに目が行かなくなってきました。これからもどんどんといいものになっていく予感がして嬉しいです。

 

かたや心配なのが、『火ノ丸相撲』。

大相撲編になってから、ラブコメ部分以外でいまいち盛り上がり所がわからず、今回もいきなり「死亡フラグか?」と思えてしまう、主人公 鬼丸の兄弟子、冴ノ山が横綱を一気に押し込むシーン。そんな前フリあったっけ!?(ちょっとはあったけどさ)

盛り上がるのは盛り上がるんですけど、なんか、なんだろう?

普通の人が読んでて、盛り上がるか? という心配ですかね。「どうなるの? どうなるの?」とはなるけど・・・この場所の先の展開が読めなさすぎというか。

 

高校編でやたらスイスイ進んでいくので、すぐ終わってしまうんじゃないかとハラハラして見ていたのですが、このスイスイがどうも、大相撲にはまらんですね。

相撲自体の勝負時間の短さを、どうしてもドラマチックにするとなるとこうするしかないのでしょうが・・・高校編の団体戦のようなドラマが作りにくいのは大変でしょうねぇ。

うーん、どうしたらいいんでしょうねぇ? 火ノ丸ファンとしてはそれぞれのキャラが活躍しているのはよいのですが、全体としてみるとなんか物足りない・・・。

まぁ、とりあえず、冴ノ山、頑張った!

でも、「一瞬の勝負」だからこそ、こういうこともあるのが大相撲かもしれないよね、玉鷲が優勝するくらいだもん!

・・・・でもそれじゃ、一般ウケしないよなぁ。相撲好き以外楽しめないような気もするけど、しょうがないのかなぁ。

 

見開きといえば、『Dr.STONE』ですね。

少年誌らしく、過剰な表現をよく心得ています。

縄文時代のような生活をしていた爺ちゃんが、バチッとスーツとサングラス決めて登場なんて、いかにもマンガ的! そうか、『火ノ丸』に足らないのは、これか!?

今回は、鏡を作るのかと思いきや、なんとカメラ!

元記者 南の要望で、銀塩カメラを作っちゃいます。

相変わらずスゴすぎるぞ、千空!

 

見開きつながりで、『鬼滅の刃』も、白黒だとまったくよくわからない「雷」技ですが、カラーになってよりわかりやすくなりました(でも敵の雷は黒いのね)。

「壱ノ型」しか使えなかった善逸が、兄弟子をスッパリと撃破。・・・これで終わりか?

この兄弟子は、悲鳴嶼さんを裏切った奴説があるけど、その辺は一体どうなるんでしょうね? まて次号!

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